週刊文春の編集部の方がテレビで次のようなことを言っていました。
•基本的に情報提供者にお金は払わない
•お金目的で来る人のネタは見てみると大したネタじゃない
•これは許せないという正義感から情報提供してくれる人のネタは社会に影響を及ぼすような大きなスクープになる
週刊文春の記者は政治家の不正、堕落、怠慢が許せないという怒りから取材をしているのがわかります。
お金が目当てだったらもっと楽な仕事やりますからね笑
この取材方針はフリーランスとして成功する上で参考になります。
前回、お金や見栄のためにやった仕事なんていずれ耐えられなくなって辞めることになるのがオチ、結局好きで情熱を持てることしか仕事として続けることはできないという話をしました。
このことは文春の取材方針に一致します。
たとえば今年の2月に週刊文春で育休宣言をしていた議員の不倫報道がありました。
あの件は情報提供があったかどうかは知りませんが、写真が撮れているということは京都まで取材に行っているわけです。
事実を裏取りできなくて数万円ものお金と時間を無駄にしてしまうリスクを抱えているにもかかわらず、取材を断行できるのは国民が苦しい思いをしているのに政治家が堕落しているのが許せないという怒り、正義感が第一にあるからでしょう。
お金目当ての人が「お金を無駄にするリスクを抱える」という真逆の行動を取れるわけがないのです。
喜怒哀楽という感情から来る行動力は人を感動させ、社会に影響を及ぼす商品を生み出します。
フリーランスとして成功したいのなら自分の感情を行動の判断基準にしてください。
金銭欲から来る行動力など高が知れているのです。