自営と雇われは、はっきりと区別して頭に叩き込んでおきましょう。
自営(フリーランス、会社経営者も含む)とは 1)売りたいものを考え、2)それを作り、3)売る ことです。2)の「それを作り」は自分で物理的に身体を動かして商品を作ることに限りません。従業員に作らせることも含みます。つまりほとんど物理的に身体を動かさなくても、頭脳を使えば自営はできるのです。
それに対して雇われて働くとは物理的に身体を動かして財・サービスを作ること、つまりマニュアル作業なのです。言い換えるとロボットでもできること、いわゆるルーティーンのことです。そして商品を作る作業さえしっかりしていれば、その商品が売れなくても給料はもらえます。給料は作業をした時間に対して払われるものだからです。
ごくまれに雇われでも「こういう商品を作りたい」とアイデアを出せる場合もありますが、普通は経営者の許可が必要です。なぜなら商品にトラブルがあった場合、経営者が責任を取らなければいけないからです。どんな仕事でも雇われ労働の基本は作業なのです。
後日のブログでなぜこの区別をはっきりしなければいけないのかを書きます。