日本が個人で活躍しづらい、とくに働く=雇われるという認識である理由は学校教育にもあります。
「中卒でも生きていけますよ~」と言うと「今どき中卒なんて雇う会社なんてあるわけないだろ」という声が出てきます。
「就職できますよ」なんて一言も言ってないのに雇われることが前提の答えが返ってきます。まさに雇われないと生きていけないという洗脳にかかっています。
学校教育では・・・
◦学力が優れていても飛び級をすることができない
◦同じ教室で同じ服を着て同じ授業を聞いて先生の指示を聞かなければいけない
◦新卒採用という卒業後すぐに勤務させるという日本独特の慣行があり、学校と企業が就職に関する情報を交換している
・・・などなど、雇われないと生きていけないという考えに仕向ける要素がたくさんあります。
学校教育とは良い従業員を作るための教育なのです。
•飛び級ができない → 従業員になったらどれだけ高い成果をあげても、給料を決めるのは経営者
•同じ教室で同じ服を着て同じ授業を聞いて → 同じ場所で同じ制服で同じローテーション作業をする
•先生 → 上司
•出る杭は打たれる → (有益なことであっても)余計なことをしたら怒られる
•学年の年齢主義 → 従業員の世界ではほとんどの場合上司は年上
学校教育と従業員の世界はまさに一緒。
このような特徴から日本はよく世界一成功した社会主義国と言われます。
学校教育が長ければ長いほど雇われマインドに染まっていき、経営者やフリーランスとして生きていくのが難しくなります。
なぜなら雇われる働き方と経営者やフリーランスの働き方は考え方が真逆だからです。
たとえば従業員は時間給の世界で生きてますが、経営者やフリーランスは成果がなかったら1円ももらえません。
時間給の感覚で経営者やフリーランスになったら「なんでこんなに時間をかけてるのに成果が出ないんだ・・・」と思い悩んでしまい、諦めて雇われに戻っていくのです。
皆さんが思ってるほど学歴は人生に影響を与えませんよ。
実は不登校でそれにコンプレックスを持っているという人もまったく問題ありません( ^ω^)